FNSドキュメンタリー大賞「石炭奇想曲 夕張、東京、そしてベトナム」
土曜の深夜にやってた番組。ボケーとTVKでアニメ見てたんですが、3時から30分通販だったのでたまたまチャンネル合わせてそのまま視聴。
なかなか面白かったですね。
つーか俺知らないこと多すぎ、テラアホス。
舞台は4つ
財政再建団体へと転落し、「破綻」した元炭鉱町、夕張。
日本に残された唯一の炭鉱、釧路コールマイン。
そして空前の石炭需要に乗っかり、栄えているベトナムのとある炭鉱町。
石炭によって支えられる町、東京。
ベトナムで働く日本の炭鉱マンがかっこよすぎる。
日本でほぼ失われる運命にある技術がベトナムへと輸出され、ベトナムの石炭採掘量が増加。
→石炭消費量が増加している日本へと輸出され、消費される。
でも、そうやっても日本の石炭産業へ還元されることはあるのだろうか。
商社へとその利益が集中するだけじゃないかとも思ったり。
もちろん商社がいなけりゃ困るのは我々なのですが。
夕張はどうすればよかったんだろうか。
炭鉱が閉山した時点で事実上「終わってた」だろうなと思った。
ジリ貧で行くのがよかったのか、前のめりに死ぬのがよかったのか。夕張は後者を選択した。
将来、今繁栄しているベトナムのあの炭鉱町も同じ運命を辿るのだろうか。
採掘し、成長し、採掘し、成長し、閉山する。その後は?
中国の発展による石炭価格の上昇。
日本での石炭消費量の増大。東京で走る電車の4両に1両が石炭だとか何とか。
そりゃ中国のは分かってたけども、日本のは知らなかった。%で見ると減ってる図ばっか見てきたような記憶が。
今や石炭価格は倍以上になって、夕張が閉山した時とほぼ変わらないらしい。
深夜にやるにはもったいないぐらいの番組だったんだけど、まあ深夜にしか出来ないよなあ。
夕張市 - Wikipedia
釧路コールマイン - Wikipedia